伸縮継手製品(ジャバラ)の取り扱い上の注意

伸縮継手製品伸縮継手製品

取り扱い上の注意

ご使用の前に必ず下記の注意事項をお読みください。

取り外し時取り外し時

  • 本製品を取り外す際、乱暴に扱わないでください。
  • 大口径、重量物等で制限ボルトを装備している製品は次の順序で行って下さい。
    1. 相マーク(現、取付時方向)を伸縮継手に明記する。
    2. 組み込み時(EXP-J取付時)に取り外した制限ボルトにて、現取付時寸法に合わせセットする。
    3. 出側フランジボルト取り外し。
    4. 上記(2)にて取り付けた制限ボルトにて面間を縮める。(通常、面間依り-20mm程度)
    5. 入側フランジボルト取り外し。
    6. 伸縮継手取り外し。(他設備品に当てたり、擦ったりしない様注意下さい。)

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荷降し・横持ち・仮置荷降し・横持ち・仮置

  • 本製品のボディに直接ワイヤー、ロープ等を掛けないで下さい。また、ロープ等がボディに触る事も避けて下さい。
    荷降ろし等の時必要上ボディにロープ等が触る場合は、損傷せぬ様適当な養生を実施し、作業して下さい。
  • 特に大口径で重量物の場合は、制限ボルト用ブラケット及び吊り用専用フック等を利用して荷降しし、横持ちを行って下さい。
  • 荷降し、横持ちの際、製品を引きずる事は厳禁致します。但し、引きずる必要が生じた場合は仮置台等の養生を実施し、仮置台等を引張って下さい。
  • 本製品は非常に柔らかいため、乱暴に扱わないで下さい。
  • 本製品を一時仮置場等に置く場合は必ず上、下シート等にて養生して下さい。
    又、本製品仮置場での火気及びその他本製品が破損、損傷する恐れのある作業は厳禁致します。但し、必要上火気等の作業を行う場合は、適当な養生を行って下さい。

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取付時取付時

  • 本製品を取り付ける際、乱暴に扱わないで下さい。
  • 製品に流れ方向、天、地及び機器番号等の明示してあるものは、その指示に従い取り付けて下さい。
  • 製品に於いて流れ方向の指示がなされておらず、流れ方向の分からないものについては両端取合部確認の上取り付けて下さい。更にダブルインサート付の製品で流れ方向の指示がなされておらないものについては、インサート口径の大きい方が出側になります。
  • 大口径、重量物等で制限ボルトを装備している製品は、次の順序で行って下さい。
    1. 制限ボルトにて取付面間距離を調整する。
    2. 片側のフランジ等を相手側フランジ等に本締めする。
    3. 制限ボルトにて面間距離及び偏心寸法を調整し、本締めボルト依り長い目の呼び込みボルト等にて最終調整し、本締めする。
    4. 取付完了後制限ボルトは取り外して下さい。
      (但し、図面等にて指示してある特別な場合は、制限ボルトのナットを最大限緩め、制限ボルトは取り付けたままの状態にしておいて下さい。)
  • その他打ち合わせ事項及び設計条件等にない使用方法及び取付誤差、ねじれ等が生じた場合、取付作業を中止し、弊社担当者と御打ち合わせ下さい。
    (連絡及び打ち合わせ等がなく取り付けた後にトラブル等が発生しても弊社では責任を負いかねますのでご注意下さい。)

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取付後取付後

  • 取付完了後、本製品の近くで火気使用作業及び、その他本製品に対して損傷事故が発生する恐れのある作業を行う場合は、適当な養生を行って下さい。
  • 本製品を足場代わりに用いたり、足場板を掛けたりしないで下さい。又物を当てたり、落としたりしないで下さい。
  • 本製品を保温したり、保護カバー等される場合は、必ず弊社担当者と打ち合わせを行って下さい。
    (但し、図面等にて明示されている場合は、此の限りでない。)
  • 本製品稼働後は、次の事項に注意して下さい。
    1. 本製品の設計仕様をお守り下さい。
    2. 万一、運転ミス等に依り本製品が破損した場合、弊社担当者へご連絡下さい。
    3. 本製品を使用されている装置の定期点検の際には、本製品も点検して下さい。
    4. 液溜り、油溜り等に注意して下さい。万一液溜り、溜り等有れば除去して下さい。
    5. 中間板(スライド装置)、吊り金具等ジャバラを支えている装置等有る場合は、中間板、吊り金具等損傷が無いか定期的に点検して下さい。

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